2020年9月29日

秋、冬に備えるコロナ禍での対策。

みなさんご存知のように、新型コロナウィルスへの感染は、ウィルスを含む飛沫が口、鼻、目などの粘膜に触れること、またはウィルスがついた手で口、鼻、目の粘膜に触れることで起こります。このため飛沫を吸い込まないよう、人との距離を確保し、会話時にマスクを着用し、手指のウィルスを洗い流すことがポイントです。更に身の回りの モノを消毒(感染力を失わせ無毒化)することで、手指につくウィルスを減らすことが期待できます。

手洗いのポイント:手指に付着しているウィルスの数は、流水による15秒の手洗いだけで1/100に、石鹸やハンドソープで10秒もみ洗いし、流水で15秒すすぐと1/10000に減らせます。手洗い後に消毒液を使用する必要はありません。手洗いがすぐにできない状況ではアルコール消毒が有効です。アルコールはウィルスの「膜」を壊すことで無毒化します。濃度70〜95%のエタノールを手指によくすり込みます。60%台のアルコール消毒でも一定の有効性があるとの報告もありますので、70%以上のものが入手困難な場合、使用は差し支えないようです。

モノの消毒のポイント:①熱水(80度の熱水に10分間さらすことでウィルスが死滅する。熱湯につけて良いものはこれで消毒可)。②次亜塩素酸ナトリウム(次亜塩素酸の酸化作用などでウィルスを破壊し無毒化。ハイターなど市販の塩素系漂白剤を0.05%に薄めて拭き、その後水拭き。金属は腐食するので不可)。③洗剤(マイペットなど市販の家具用洗剤を使用方法通りに使用。ない場合は台所洗剤を利用。アルキルアミンオキシドなど有効と判断された成分を含んでいるファミリーフレッシュ、チャーミーマイルドなど小さじ1杯を水500mlに薄めて拭く→5分放置→水拭き→乾拭き)。④次亜塩素酸水(有効塩素濃度80ppm以上の次亜塩素酸水をモノの表面ヒタヒタに濡らす→20秒放置→拭き取る)。

上記のような対策で、ウィルス に感染しないように日頃から気をつけるとともに、規則正しい生活や栄養バランスの良い食事などで免疫を下げないことも重要です。紫華栄は身体が元々備えている自然治癒力を高める働きで免疫力を上げる効果が期待できる自然薬です。心身の疲労、冷え、食欲不振などに優れた滋養強壮効果を発揮します。