2024年1月6日

☆カルシウムパラドックス現象☆

カルシウムは骨というイメージがありますね

しかし!!

カルシウムは心臓の筋肉をはじめとする全身の筋肉の収縮に関わる生命維持のための必須成分です。もしカルシウムが体内で不足してしまうとカルシウムを蓄えている骨から過剰に細胞内に溶け出し、必要以上の量になってしまうことを

『カルシウムパラドックス現象』

といいます。

なぜ現代人はカルシウムが不足しているのか?

現代の食生活では便利さ、手軽さ、おいしさを求め加工食品やインスタント食品、スナック菓子などを多く摂取しがちです。これらの食品にはリン酸が多く含まれており、このリン酸がカルシウムを体外に出してしまいます。そのためカルシウム不足に陥ってしまいます。

さらに、カルシウムパラドックス現象が与える影響は「骨粗鬆症」だけではないのです。

高血圧や動脈硬化、筋肉の異常、ホルモン分泌の障害のほか、免疫細胞内では、カルシウムが過剰になると、外からの刺激に敏感になり過敏反応を起こし、アレルギーを引き起こしてしまいます。そのために花粉症、喘息、アトピーなどを引き起こす可能性があります。

例えば、こんな症状心当たりありませか?

足がつる、まぶたがピクピク、爪の皮がむけやすい、髪・肌が荒れやすい、寝つきが悪いなど、、、。

日本人は、全ての世代においてカルシウム不足です!

子供のうちからカルシウムの摂取や食生活などを見直し、アトピーなどいろいろなアレルギーに負けない身体づくりをしましょう。